コンクリート構造物の補修・補強用語集

ウォータージェット

水を超高圧で噴出してコンクリートをはつったり、切断したりする方法。

断面修復工法

劣化によって剥落した箇所や、かぶりコンクリートをはつり落とした箇所を、もとの計上に修復する方法。

はく落防止工法

トンネルや高架橋などからコンクリート片がはく落することを防ぐ工法の総称。
繊維シートやパネルなどを接着する工法が主流。

反発硬度法

コンクリート構造物の強度を測定する方法の1つ。
ハンマーでコンクリート表面を打撃し、その反発硬度から強度を推定する。シュミットハンマー法が代表的。

使用限界状態

構造物や部材が、正常な使用ができなくなったり耐久性を損なったりする状態。

第三者影響度

構造物からはく落したコンクリート片などが、人や器物に与える影響の度合い。
コンクリート片の落下などによって、人や器物に傷害を及ぼさない限界を第三者傷害防止限界という。

発錆限界値

コンクリート中の塩化物イオン含有量がこれ以上になると鉄筋がさびる可能性があるという限界値。
コンクリートの種類や環境条件などによって異なるが,鉄筋表面でコンクリート1m3あたり1.2~2.5kg程度とされる。
腐食発生限界塩化物イオン濃度ともいう。

塩化物イオン含有量

コンクリート中に含まれる塩分量を表す指標.コンクリート1m3中に含まれる塩化物イオンの量で表し,単位はkg/m3。

外来塩分

コンクリートの硬化後に,潮風や凍結防止剤の散布などによって構造物内部に浸透した塩化物イオン。

表面被覆工法

コンクリート表面に塗装材料などで保護層を設け、コンクリートの耐久性の向上を図る方法。

塗装や取付けパネル、埋設型枠などの方法がある。

表面塗布工法

0.2mm以下の微細なひび割れ部の表面に、浸透性の防水剤などを塗る補修方法。

充てん工法

ひび割れ表面をU字型又はV字型にカットし、そこに補修材料を充てんする方法。

0.5mm以上の比較的大きなひび割れに適する。

注入工法

ひび割れ内部に樹脂系又はセメント系の補修材料を圧力注入する方法。

高圧注入と低圧注入がある。

耐久性能

使用期間中に、構造物の要求性能を維持する性能。

要求性能には、安全性能や第三者影響度に関する性能のほか、美観・景観などが含まれる。

設計耐用期間

構造物又は部材が、その目的とする機能を充分に果たさなければならないと設計時に定めた期間。

一般的には予定供用期間より長く設定される。