突然の災害
みなさん、こんにちは。
8月8日に日向灘沖で発生した地震により、
けがや住宅の損壊などの被害に遭われた方々へ
心よりお見舞い申し上げます。
当日、私は他2名と一緒に営業所内にて作業中でした。
突然の大雨と強風に「まるで台風みたいだね」と話をしていたところ、
私の携帯アプリで「まもなく地震による揺れが発生します」と通知が入りました。
設定で震度2以上の揺れが発生する場合には通知が来るようにしていたのですが、
今までも通知は来ても「ちょっと揺れたな」とか「揺れて…る?」ぐらいの
地震でしたが、今回の地震はあまりの揺れの大きさに恐怖を感じました。
私と1名はディスクワークをしていたので
椅子に座っていたのでよろめいたりなどは無かったですが、
もう1名はちょうど立っているときに地震が発生したため、
立っていることが難しく、近くのパーティションに掴まって体を支える状態でした。
小さい頃から避難訓練などで【地震が発生したら机の下に隠れる】と
教わってきましたが、机の下に隠れるどころか一歩も動けませんでした。
しばらくすると揺れはおさまりましたが、営業所内は騒然としたままでした。
私自身、34年生きてきた中で震度5弱という揺れを感じたことがなかったので、
とても怖く、また揺れてる間もすごく長く感じました。
なんとか動けるようになり、営業所内や周りを確認しましたが、
幸いなことに応接室の大きな観葉植物が傾く程度で大きな被害等ありませんでした。
今回での地震では各現場でも大きな被害等ありませんでしたが、
「いつ・どこで発生するか分からない自然災害の怖さ」を改めて実感しました。
自宅に帰ってからもTVから流れてくる「南海トラフ地震臨時情報」に耳を傾けながら、
家族と【非常持出袋など災害発生時の備えをしよう】と家族会議を行いました。
★自助(じじょ):自分の身(命)は自分で守る★
災害時にはこの自助が大事だと言われています。
まずはそれぞれ自分の命を守り、
それから周りの人を助ける★共助(きょうじょ)★に繋がり、
そして、自衛隊・消防・警察・行政等の助け★公助(こうじょ)★となります。
今年の元旦に発生した能登半島地震で被災された方とお話させていただく機会がありましたが、
「公助や他県からの支援物資等はいつから始まっていつまで続けてもらえるのか分からない。
そのためにも、自助と共助がどれだけ大切なのか身をもって感じた。」と話されました。
今回の地震で、災害においてどこか他人事だった私も
改めて防災意識を高めないといけないと感じました。
人の命や生活は、コンクリートのように補修しても全く同じように元には戻りません。
補修することすらできない大切なものです。
これから起こりうる災害にしっかり備えていきましょう‼