コンクリート構造物の補修・補強用語集

予定供用期間

構造物を供用したい期間。

供用開始後のある時点で、それ以降に構造物を供用したい期間を残存供用期間という。

ライフサイクルコスト(LCC)

構造物に必要とされる費用を、初期コスト(計画、設計、施工)、維持管理コスト(点検、評価、判定、対策)の総計とし、現在の価値に等価換算した形で表した費用。

初期塩分

洗浄が不十分な海砂を使用したコンクリートや、セメントの硬化促進剤として塩化ナトリウムを使用したコンクリートに、当初から含まれる塩化物イオン。

塩害

コンクリート内部の塩化物イオン(Cl-)によって鉄筋表面に不動態被膜が破壊され、鉄筋が腐蝕すること。

腐蝕した鉄筋の膨張圧力でコンクリートがひび割れ、さらに鉄筋が腐蝕しやすくなる。

中性化

コンクリート中の水酸化カルシウムが空気中の二酸化炭素と反応して,コンクリートのpH が低下していくこと。

不動態被膜とは

pH12以上というコンクリートの高いアルカリ性によって,鉄筋の表面に形成される薄い酸化被膜.鉄筋の腐食を防ぐ。