SRS工法(特殊ポリマーセメントモルタル吹付けによる既設RC橋脚の巻立て耐震補強工法)
(NETIS登録番号:QS-070007-A)
SRS工法は、既設RC橋脚の表面処理を行った後、補強材を既設橋脚面に接触配置し、所定のかぶりを確保するまでポリマーセメントモルタル を吹付けることにより、既設RC橋脚と一体化させ、耐震性能を向上させる工法である。
当社はポリマーセメントモルタル吹付けの施工管理を行える吹付け監理技術者、ノズルマンの施工が行える吹付けノズルマンの資格保有者が在籍しております。
SRS工法の特徴
補強材の取付け位置を既設橋脚表面とし、巻立て材料をコンクリートよりも強度特性(圧縮・曲げ・付着等)および耐久性に優れるポリマーセメントモルタルとする事で、巻立て厚を従来のRC巻立て工法の約1/5 に低減することが可能である。
既設橋脚のかぶり部分を取り除き、そこに補強筋を接触配置することで、橋脚幅を増加させずに施工することも可能である。
一度に施工できる範囲が広いため短時間で広範囲の安定した施工が可能となる。
施工速度が速いため、工期が短縮され、経済性に優れる。
補強筋背面へのポリマーセメントモルタルの充填性能に優れる。
吹付け圧力が高いため、充填効果がよく、既設コンクリートとの接着性に優れる。
施工状況
![]() 吹付け状況 |
![]() 吹付け状況 |
![]() コテ仕上げ状況 |
![]() 吹付け完了 |